iphone3Gと3GSのバッテリーについて

iphone3Gと3GSのバッテリーは大きさやバッテリー端子の形状、極性などおなじです。でも ちゃんと 3G用と3GS用があります。

電圧もどちらも3.7V  容量も似たりよったりです。

今回は3GS機に3G用のバッテリーを装着してみました。

普通に起動したので問題ないとおもっていたのですが、

充電して3分ぐらいで突然画面が真っ暗になり、お休みしました。

リセットボタンを押すとすぐにりんごマークが出て起動するのですが、

やはり3分ぐらいでお休みします。

3GS用のバッテリーに付け替えると直りました。

どうやら充電の際の電圧やバッテリーの温度や電流の制御定数が

3Gと3GSでは違うようで、バッテリーに組み込まれた電源基盤が違うようです。次回は

iphone3Gに3GS用のバッテリーを装着して実験してみます。

脱獄は面白い

既存のiphoneの機能だけで満足していたので、

脱獄にはあまり興味がなかったのですが、お客様からの問い合わせが多いので、

自分のiphoneで挑戦して見ました。

サイディアを何とかインストールしてテーマアプリを少しダウンロードしました 。

適当にテーマを選択すると あれま 簡単に表示がかわって あら おも白い。

ただし自分でいじるのはここまで。 何せ英語の説明の内容がよくわからないので

怖くていろいろなアプリを試す自信がありません。

知り合いに「専門家」がいますので、お願いして楽しいアプリや設定をしてもらいました。

自分で研究するには時間が幾ら合っても足りません・

ゴールドでダイヤ仕様のiphone4 4S

最近iphoneのカスタム依頼が急増しています。

以前はカラーパネルへの交換依頼が多かったのですが、

最近はミッドフレームも含めての交換が増えています。

それも赤色や青色ではなく、キンキンキラキラのゴールドにダイヤモンドが多数

埋め込まれたゴージャス仕様です。

液晶パネルもバックパネルもゴールド鏡面使用でする。

岐阜でこの手のiphoneを見かけたら、私が手がけたiphone

の確率が高いですね。

ゴールドの部品は入手が難しいのですが、当社にも独自ルートが

ございますので、ご要望がございましたら、承ります。

価格は 時価相場ですが、工賃10000万円 部品30000円くらいです。

部品代は仕様により大きく変わります。

交換時間は1-2時間くらい、その場でできます。

***裏話

 キンキラキンのゴールドフレームへの交換はじつはとても難しいです。

センサーケーブルやイヤホンケーブルなどのぺらぺらのフィルム配線を取り替えるので

慎重かつ冷静に作業をしています。

それでも部品破損がしばしば起こり、新品交換になります。(汗だくです。)

さらに ピカピカのフレームのボタン取り付け穴が美味ょーに小さかったり、

ねじの取り付け一がこれまた美味ょーに違っていたりして、これらを修正しながら

作業します。

 なんか宝石加工職人になったような気がします。 たまに

石油ファンヒーターの修理

友人から石油ファンヒーターの修理依頼がありました。

この冬は震災の影響で、暖房器具の品数が少なく、価格も高止まりのようです。

症状を聞くと 電源が入らない との事

もしかして、電源オフにした後にファンが数分間回転するのを待たずに

コンセントを抜いたのでは とたづねると  その通りと

故障箇所はおそらく 内部が加熱して、温度ヒューズが溶けたのが原因と推測

家に持ち帰って分解して温度ヒューズのコネクタをテスターで当たると 

案の定 きれていました。

ホームセンターで同規格の温度ヒューズを購入して交換

見事修理完了いたしました。

数百円で回復できて資源の有効利用ができました。

iphone4Sのガラス

今年に入ってやっとiphone4Sのガラス、液晶パネルの交換修理を始めました。

お客様からの切なる要望により開始しました。

パネルを4と4Sを比べると

1 コネクタの数と形状は同じ

2.四方の固定爪の位置が一箇所違う

3両側の6本の固定爪の位置が美味ょーに違う

4近接センサーの窓が一箇所増えた 丸い小穴が

5裏側の遮光用黒テープが両側になった、4ではsimカードのところのみ

こんなとこです。

取り付け方法について

1ホームボタンが裏側か薄いゴム状のテープでガラスに固定されている。

 おそらく前面からのホームボタンの隙間からの水分の浸入を防止するためのものと思われる。

価格について

液晶パネルの画素数や大きさは同じなのに4S用は4の2倍以上する。

原価はほとんど変わらないと思われるが、流通の関係でこうなるのでしょう。

たしかに4のパネルも最初は今の4S以上していました。

wifiの感度が悪い自分の3GSの修理

以前使用していた自分の3GS

wifiの感度がわるくなって別のiphoneと比べるとかなり劣っていました。

ある記事でwifiの感度の劣化はwifiアンテナユニットの故障ではなく、OSの問題との記事

を読んでから、半ばあきらめていました。

wifiアンテナユニット部品は以前仕入れてあったのですが、そのままにしてありました。

今回 自分の3GSを分解する必要が生じたので、ついでにwifiユニットを交換して見ました。

はづしたユニットを外観検査を目視でしても、どこも悪そうなところが見あたりません。

ぜんぜん期待しないで、iphoneを起動すると、  おおおーーー wifiが治ってルーー

なおりました、 wifiアンテナ交換で。

以前の繰り返しになりますが「先入観を捨てよう」パート3でした

海外での水没iphone4

ハノイでiphone4を水没された方から修理依頼がありました。

一度現地の修理業者に修理に出したようですが、カメラが起動せず、WIFIもだめでバッテリーも早くなくなる との事でした。

裏蓋を開けて えっ と驚きました。

ねじが3箇所と 部品が 1箇所 ありません。

シールドフィルム も一部はがれて ありませんでした。

荒っぽい修理業者のようです。

慎重に分解して行きますと、なにやら黒い1ミリぐらいのごみが落ちていました。

セロテープで貼り付けて、お掃除して、マザーボードのシールド板を慎重に取り外し、内部を観察します。

拡大鏡でじっくり見ますと、水分の跡がところどころ見受けられますが、まあまあ乾燥できているようです。

WIFIが設定画面ではWIFIモジュールそのものが認識されていなかったので、原因を探るべく、そのあたりを

じっくりと観察しました。

黒いチョークコイルのような部品が眼につき、よく見ると、コイルの巻き芯フェライトの一部が掛けてコイルが一部

見えています。 これは 部品が壊れてる ???

そういえば 先ほどセロテープで取った黒いごみ もしやこれの破片 か とあわせてみるとピッタンコ

自然に壊れたのか、衝撃で壊れたのか、修理業者がシールとパネルをはづす時に壊れたのか推測の域を出ませんが

とにかく こわれています。

掛けた部品の材質はフェライト(鉄粉を固めて焼いた物)なので半田づけは無理

コイルの芯につかってあるので、磁気的特性にはたらいていると思い、接着剤で固定しました。

組み立てて起動させると なんとWIFIモジュールが働いていて、アクセスポイントをさがしています。

しかし アクセスポイントを見つけることができません。

壊れたチョークコイルの特性が変わって、目的の電波と同調できないようです。

アルミテープを2ミリ角に切って、割れたチョークコイルに上から貼り付けました。

磁気的特性が改善されることを期待して、再起動しました 。

弱いながらアクセスポイントを見つけて接続できました。 わーー 直っちゃった。

カメラの起動できない不具合は、カメラユニットを新品に交換して直りました。

バッテリーは水に濡れると自己放電をして劣化するので、迷わず交換です。

ちゃんちゃん

液晶画面の色合い iphone4

液晶パネルについて

アップル純正 純正じゃない など実際のところよくわかりません。

 appleとコネクタ部分に印刷してあり、修理のために取りはづした液晶パネルと同じような記号も書いてあるのです。

液晶パネルの色合いについて、お客様から指摘をいただきました。

1.お客様のiphone4と私のiphone4とお様のお友達のiphone4を見比べました。

結果は 白が強いお客様 と 白が中間のお友達 と 少し青がかかっている私のiphone4でした。

さらに 交換部品の液晶パネルを3枚、取替えひっかえして、見比べると 

少し青っぽいのや、大分青っぽいの、少し薄茶っぽいのなど 2つとして同じ色合いのものがありませんでした。

手持ちの

3G2つと3GS2つを比較しましたが、それぞれ美味ょーにちがいましたが、3Gや3GSは全体的に白っぽいかんじでした。

パソコンのディスプレイのように色合いの細かい調整ができるアイホンアプリがあったらいいなと思いました。

探してみます。

フロントパネルの爪の位置iphone4

先日iphone4のフロントパネル交換の際に、取り付け爪の位置が明らかに違う事例がありました。

当然本体に差込ができません。

部品の供給元へ問い合わせると「日本では発売されていない通信方式がCDMAタイプのフロントパネルらしい」

と回答が来ました。

とにかく間違いなので返品交換していただきましたが、新たなる発見でした。

ベーキングパウダーにはご注意 iphone4

クッキーを作っている最中に そのボールの中にiphoneを落とされた方から修理依頼がありました。

下部からダイビングして、すぐに取り上げ、ドッグコネクタに詰まったクッキーの材料を爪楊枝と歯ブラシでごしごしと除去されたようです。

障害の内容は マイク の故障 とスピーカーの音が 割れる  でした。

ドッグコネクターを交換して テストすると やはり まだ話し声が 相手に届きません。

本体をこつこつとたたくと、少し音が伝わります。

もしやネットの裏側に粉がくっついているのでは と思い、再度分解しました。

マイク部分に当たるガイド部品を慎重に剥がす と じやーーーん 

ネットの裏側が粉で真っ白でした。 

スピーカー側も同様に 真っ白でした。

粉を丁寧に取り除き、組み立てて、修理完了です。

今回は ネット裏の目詰まりでした。